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ゾーンを更新する方法

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◆ARCHICADでは自由なワークフローが可能ですが、プロジェクトの初期フェーズではゾーンツールでゾーニングを行い、後に壁などの要素を配置するのも有効な手法の一つかと思います。

その際のゾーンの取り扱いのポイントを説明したいと思います。

 

1.まず準備としてゾーンツールでゾーンを配置します。この際のゾーンポリゴンは「手動」としてゾーニングを行います。

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2.今回は3つのゾーンを配置しました。

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3.次に壁ツールでゾーンの輪郭に沿って壁を配置します。

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4.このまま作業を進めても問題ないのですが、手動入力のゾーンは計画に変更が生じた時には、やはり手動で修正することになります。

ARCHICADではそれらの修正を効率よく行うことができる「ゾーンを更新」という機能がありますので、それを可能にするために手動入力したゾーンの設定を変更する必要があります。

 

◆ゾーンポリゴンの変更

 

1.ゾーンのステータスが確認できるように、メニューの「デザイン」→「ゾーンを更新」をクリックしてパレットを表示させておきます。

 

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2.配置したゾーンを全て選択して設定ダイアログを開きます。ゾーンポリゴンを「基準線」に変更して「OK」をクリックします。

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3.警告!が表示されるので「今すぐ更新」をクリックします。

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4.ゾーンを更新パレットのステータスに「✓」が表示され、ゾーンの更新が問題なく完了したことがわかります。

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5.それと同時にゾーン上に「+」が表示されます。これは「基準点」というもので、ゾーンポリゴンの作成法が「内側」または「基準線」の自動入力によって作成されていることを示すと共に、ゾーン境界を設定するのに重要な基準となります。

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◆ゾーンを更新ステータスに警告が出るケース

 

1.一連の操作を行った際にゾーンを更新ステータスに警告が出る場合があります。

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2.これらはゾーン境界が正しく認識できなかた事を示しており、多くの場合「基準点」の位置が境界上や境界外にあるケースです。

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3.解決するためにはそれぞれのゾーンを選択し「基準点」をクリックしてペットパレットの「サブ要素を移動」を行い、基準点をゾーンの境界となる基準線の「内側」に移動させてください。その上で「ゾーンを更新」を再度行います。

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◆ゾーンを更新

 

1.適切にゾーンが基準線で設定されると、計画が変更されても簡単に再定義することができます。

ここでは平面計画の変更を想定して壁の位置の変更を行いました。

(※壁を変更しても、ゾーンは前のままの状態です。)

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2.ここでゾーンを更新パレットの「全てのゾーンを更新」をクリックします。

(※一部のゾーンだけを更新したい場合は、更新するゾーンを選択した上で「選択したゾーンの更新」をクリック。)

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3.ゾーンが更新されるのでステータスを確認します。右側の「%」は前のゾーン面積からの増減率が表示されます。

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4.ゾーンが適切に更新されると、塗りつぶしや面積表示が自動的に修正されます。

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◆最初のところで書いたように、ゾーンは最初から最後までポリゴンが「手動」であっても問題はありませんが、手動入力だと計画変更時の作業が増えたり、ゾーンの変更を忘れたり、入力ミスのリスクがあります。

しかし、「基準線」の自動入力では一括でゾーンの更新が可能になり、また、ゾーンを更新パレットのステータスを確認することで入力ミスを見つけることが可能になります。

ステータスに警告が出た時でも、パレットからゾーン選択ができるので修正もスムーズに行えます。


躯体に食い込んだゾーンやスラブの塗りつぶしの包絡

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躯体に食い込んだ塗りつぶしの包絡

平面図にて、ゾーンの手動入力やスラブの表面塗りつぶし設定を行うと
壁や柱の形状に塗りつぶしが食い込んでしまいます。
表示順序を変更しても状況は変わりません。

・ゾーン塗りつぶしが食い込んだ例
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これには理由があります。
壁や躯体の「切断塗りつぶし」を管理しているのは
ビルディングマテリアルです。
デフォルトテンプレートでは、
ビルディングマテリアルの背景色が透明に
設定されているため、塗りつぶしが壁や柱に食い込んでしまうのです。

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解決方法

1.オプション→属性設定→ビルディングマテリアルを開きます。

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2.使用しているビルディングマテリアルを選択します。

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3.切断塗りつぶしの背景色を「白:ペンNO19」に変更します。

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4.ゾーン塗りつぶしが包絡されました。

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※ペンNO19は各オブジェクトに設定されている背景ペンNOです
(この設定によりゾーンや塗りつぶしがあってもオブジェクトは包絡表現されます)。
グレースケール2等に切り替える際にはペンNO19の色を白に変更する必要があります。




新しいゾーンの作成とテンプレートの作成方法

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新しいゾーンは属性マネージャの右側のウィンドウで作成して左側に追加します。右側のウィンドウに良く使うゾーンを表示して、保存するとテンプレートになり、次回は属性マネージャから開いて、左ウィンドウに追加します。ゾーンツールは企画設計から実施設計まで様々な利用方法があり、便利で奥深いツールです。このゾーンにデフォルトに無いゾーンを作成するには、属性マネージャの左右のウィンドウを使い分けて作成します。出来上がった良く使うゾーンのセットは右ウィンドウに表示して、保存したり、保存されているものを開いてテンプレートとします。 Read more