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木造の平面詳細図、一般図の作成時の注意点

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壁内の柱輪郭ラインの表示をさせるには?

壁内に存在する木造の柱は、RC造のように壁や梁と包絡して接続することはありませんので少し注意が必要です。

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平面詳細図(1/50程度)の図面を作成する時は壁を複合構造で作成し、壁内に柱、間柱を柱ツールで配置します。

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ビルディングマテリアルの「交差の優先度」を見ると、柱と間柱(BM-65 木材・軸組材)が断熱材(BM-31 断熱材-グラスウール)より強いことがわかります。

これにより干渉する部分の勝ち負けが決定され、柱と間柱の隙間部分に断熱材が充填されているような表現が可能になります。

 

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この図面を元にした一般図(1/100)へのビュー登録時に柱の輪郭が表示出来なくて困られたことはありませんか?

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これは[表現の上書きセット]で「白抜き平面用」を選択して1/100平面図の壁を表現する時のルールの中で、複合構造の壁の分離線が「なし」になるのと同時に、柱と壁(断熱材)の包絡部分の分離線も非表示になってしまうことから起こります。

 

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ではどうすればよいのでしょうか。

壁と柱の干渉部分を交差させずに独立させておけば良いのです。

交差はレイヤーの同じ番号のグループ内でしかおこりません。デフォルトでは全てのレイヤーが「グループ 1」ですのでビルディングマテリアルの優先度に従って相互に交差(接続)されます。これを回避するためには異なるレイヤーの[交差グループ番号]を与えます。そうすれば柱と壁(断熱)との干渉部分に接続がおこらないため分離線が発生せず柱は独立して表示されることが可能になります。

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このようにビュー登録する図面によって交差させたい時とさせたくない時がある場合は、レイヤーセット内の[交差グループ番号]を切り替えて作っておくと様々な図面表現が可能になります。


メッシュツールを使って簡単な石垣を作る方法

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敷地を作成する時は自由に高低差を変更出来るメッシュツールを使います。道路と高低差のある石垣も少し手を加えると作ることが可能です。

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まずポリラインで敷地境界線、石垣ライン(傾め部分とフラット部分の境界線も)を書いておきます。

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次に敷地(地面)を作ります。メッシュツールを選択し、(スペースキを押しながら)マジックワンドで境界線の内側をクリックします。

 

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次に「石垣(フラット)」「石垣(斜め)」部分の設定ではモデルの中の材質上書きボタンをクリックして、

石垣-25」を選択します。

メッシュ高さを変更して、同様にマジックワンドを利用して敷地外周の石垣を2つのパーツに分けて作成して下さい。

(このモデルの石の大きさは、[オプション]>[属性設定]>[材質]>「石垣-25」のテクスチャの画像サイズを300→1200に変更して使用しています。)

 

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「石垣(斜め)」部分のメッシュを選択して、右上のポイントをクリックしてペットパレットを出し、「メッシュポイントを高度変更」に合わせて、メッシュポイントの高さを「-600」と入力します。同様に道路境界線上の全てのポイントを1つずつクリックして高さを変更します。

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次に車庫部分の切込みを行います。まず、参照線で切込み部分の下書きラインを作ります。

(画面上下左右の参照線マークをクリックしてドラッグします)

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切込みたいメッシュ要素を全て選択してから、辺をクリックしペットパレットを出します。

「ポリゴンから削除」を選択し車庫切込み範囲を矩形で囲みます。

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あとはスラブツールで車庫の床スラブを作成したり、壁ツールでコンクリート擁壁を作成していきます。

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リノベーションフィルタを使って数案あるプランを切り替える方法

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改修図面を作成する時に便利なリノベーションフィルタですが、A案、B案、、、と何案もある時や、変更時に変更前のプランを残しておきたい時にプランの切り替えを簡単に行うことが可能です。

[ウインドウ]>[パレット]>[リノベーションパレット]を表示します。

リノベーションフィルターオプションを表示して「05計画」を複製しA案、B案、とフィルターを追加します。

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A案の要素を選択して[リノベーションフィルター]で「A案」を選択し[現在のリノベーションフィルタのみ表示]ボタンをクリックします。(この時に必要なら「Ctrl+C」でA案をコピーしておきます)

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次に[リノベーションフィルター]を「B案」に切り替えB案を作成します。

(「Ctrl+V」でA案を貼り付けてからB案へ修正しても良いです)

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ビュー登録の設定で[リノベーションフィルタ]を切り替えればそれぞれの図面を各案に対応して作成することが可能です。

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駐車ラインのモデリング

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◆外構計画など、敷地上に様々なラインを表示する事がありますが、
その敷地(メッシュ)に起伏がある場合のモデリング方法をご紹介したいと思います。

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◆ラインの作成

1.壁ツールでメッシュに埋め込むように駐車ラインを作成します。

2.車椅子マークやゼブララインは2Dを下書きにポリゴン壁で作成します。

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※今回は全て壁ツールで作成していますが、スラブツールなどで作成してもかまいません。
よく使用するものはオブジェクトを作成しておくと便利かと思います。

◆メッシュのコピー

1.メッシュを選択し、上方向へ5mm移動したコピーを作成します。

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2.コピーしたメッシューを選択し、設定ダイアログを開き、組み立て法を「表面」に変更します。
ここではわかりやすいようにビルディングマテリアルも「鉄鋼材」へ変更しています。

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◆ソリッド編集

1.ソリッド編集機能を使ってラインを切り出します。
まず最初にラインを選択して「ターゲット要素を取得」とします。

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2.次にソリッドな方のメッシュを選択して「オペレータ要素を取得」とし、操作を「減算」として実行します。

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3.同様にラインをターゲットとして、今度はコピーしたメッシュを選択して「オペレータ要素を取得」とし、
操作を「上方向へ減算」として実行します。

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4.コピーしたメッシュのレイヤをオペレータなどの非表示レイヤに変更します。

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5.確認のためにソリッドなメッシュを非表示にすると、ラインなどのモデルがコピーした分の厚み(5mm)で
切り出されているのがわかります。

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◆ポイント

1.他の方法としてVIPツールの仕上げツールが考えられますが、この方法だとラインなどの位置が変更になっても
ソリッド編集で使用したメッシュ内であれば起伏に関係なく移動できるので編集が容易になります。

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建物下の敷地メッシュを深さ別に正確に切り抜く

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補助線を使いマジックワンドを利用して、切り抜きます。敷地メッシュを正確に切り抜かないと断面で不必要な断面線が入ったりします。それを防ぐために、同一の補助線を利用してマジックワンドで切り抜きます。そのために、補助線は区画ごとに切断して描きます。 Read more


扱いやすい大きな基礎梁の入力の方法

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基礎梁の途中の高さで切った図面を切り出すには、梁でなく壁で入力します。基礎梁は建物の大きさによっては、普通の階高さに相当する大きなものになります。その場合には、梁の中間で平面を切って表現したい情報があると、梁で入力した場合には、梁の切断面が表示されません。この場合、梁と同じ大きさの壁で入力すると、そうした場合に自由に平面図切断高さを設定出来て、使い易くなります。 Read more


壁の内外部に配置したオブジェクトの位置関係を簡単にチェックする

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壁をワイヤフレーム表示して、展開図や立面図、3Dウィンドウ等で相対関係をチェックします。名付けて、ワイヤフレームチェック法です。詳細図や施工図等で、壁の内部にある間柱やスタッド類の下地等を入力した際に、壁に配置してある建具等や壁表面に配置した設備プレート類は、壁の表示をワイヤフレーム表示とすることで、簡単に相対関係をチェックできます。ただし、展開図では必ず「再構築」コマンドで描画しなおすことが必要です。これは、床や天井にも応用可能です。 Read more


ArchiCADのGLとは

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ArchiCADの「GL」とはデザイン→「フロアの設定」にある「高度」数値0の高さが「設計GL±0」となります。「GL」と言う表現が、ArchiCADの中には幾つか存在するため、注意が必要です。重要なのは「フロア設定」の「高度」数値が「設計GL」からのレベルです。あるいは「寸法ツール」の「寸法タイプ」における「立面寸法」コマンドで、「寸法の原点」にある「GL」が同様に「設計GL」となります。 Read more


連続する高さの違う壁の消えてしまう壁端部を表示する

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高さの違う壁の接続している端部が表示されない場合には壁の終端ツールを最小値にして処理します。一直線に繋がるそれぞれの壁の高さが違う場合に、平面図の切断高さによっては、壁の終端が表示され無い場合があります。その場合には、「壁の終端」ツールを用いて、薄い終端壁を描きます。 Read more


2次元部分詳細図の資産(データ)を有効に利用する

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個別詳細図に図面ツールを利用して2D図面を貼り付け、その図面をレイアウト枠にいれ、ArchiCAD内の詳細図マーカーとリンクさせる過去の2D資産の部分詳細図は一番大事なデータの一つです。それをArchiCADの図面の中で有効に利用するには、3Dからの切り出した図面をキープランとして、2Dツールにより2D図面を参照させます。そのために、一度「個別詳細図」で2Dデータを取り込んでおきます。取り込んだ2Dデータは元の慣れた2D-CADで訂正しても、更新出来ます。 Read more