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2つの相対座標入力について

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2つの相対座標入力について

最近のARCHICADのデフォルト作業環境では[スナップガイド]機能がオンになっていて、古くからのユーザーは、[カーソル]の位置が編集原点となる相対座標入力をしているのか、[スナップガイド]の青い輪が編集原点となる相対座標入力をしているのか、混乱してしまうことがあるかと思います。

ここでは2つの相対座標入力の操作の違いを整理してみたいと思います。

 

・ツールバーにある[スナップガイド]機能のオン・オフボタン。オンの場合、2つの相対座標入力が行えます。オフの場合は[カーソル]の位置が.編集原点となる相対座標入力になります。

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A:[カーソル]の位置が編集原点となる相対座標入力

 

① 例えば、編集原点としたい壁の基準線端部に[カーソル]を合わせて[✓(チェックマーク)]を

表示します。この時に表示してしまう青い輪のスナップガイドは気にせずそのままにしておきましょう。

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② ✓]を表示した状態でマウスから手をはなします。

 

③ 両手でキーボード操作ができるようになりますので、壁入力の1点目を指示するため、

例として、まずは[X]キーを押して「1500」、「+」を押し、続いて[Y]キーを押して「1500」、「+」を押します。

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④ 最後に「Enter」キーを押すと、壁入力の1点目を指示します。

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・ここでの座標入力操作のポイントは次になります。

・手順②の[✓(チェックマーク)]を表示すればマウスから手をはなしても良い。

・座標軸の方向を示すため数値の後に必ず「+」または「-」を入力する。

 

B:[スナップガイド]の青い輪が編集原点となる相対座標入力

 

① 例えば、編集原点としたい壁の基準線端部に[カーソル]を合わせて青い輪の[スナップガイド]を表示します。※ショートカットはアルファベットの[Q]です。繰り返し押すことでオン・オフできます。

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② 青い輪の[スナップガイド]の中心点からマウスを右側に動かすと、青い点線の[スナップガイド]が引き出されます。この青い点線の上にカーソル(三又)をのせると座標情報を表示します。

カーソルをのせていないと座標情報は表示されません。

③ [三又]カーソルを表示した状態でマウスから手をはなし、壁入力の1点目を指示するため、

例としてまずは[X]キーを押して「1500」を押し、続いて[Y]キーを押して「1500」を押し、最後に「Enter」キーを押します。プラス方向の座標の場合「+」キーを押す必要はありません。

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・ここでの座標入力操作のポイントは次になります。

 

・手順②の例のように、青い輪の[スナップガイド]の中心点からマウスを右側に動かすことで、

プラス方向を指示している。マウスを動かす方向でプラスとマイナス方向を指示することができる。

 

・カーソル(三又)を青い点線の[スナップガイド]上にのせていないと座標情報を表示しない。

 

・座標軸のプラス方向を示す場合は、必ずしも「+」キーを押して方向を指示する必要は無く、

マイナス方向の場合のみ数値の前後に「-」キー押して方向を指示する必要がある。

 

・青い輪の[スナップガイド]は、次のステップの操作をしない限り消えない。

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どちらの方法が優れているという事ではありませんが、個人的には方向をあまり気にせず、直観的に操作ができる[スナップガイド]を最近では多様するようになりました。


入力補助機能② Shiftを使わない水平/垂直線の書き方

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水平/垂直の入力を行う方法として、[shift]キーを押しながら入力する方法が一般的です。しかし、距離の座標入力時には[shift]キーが有効にならないため、カーソルの位置を水平(垂直)にした状態でマウスから一旦手を離して座標入力するか、角度を0度(90度)に指定する必要があります。操作に慣れていないとうまくいかないという方も少なくないと思います。

 

水平方向の壁入力失敗例

いくつかのマウス制御の方法がありますが、ショートカット類を使わずにマウス操作だけで操作出来る方法を2つご紹介します。

水平方向の壁入力失敗例

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いくつかのマウス制御の方法がありますが、ショートカット類を使わずにマウス操作だけで操作出来る方法を2つご紹介します。

 

1.スナップガイドにロック

① 1点目をクリックした後に、マウスを水平に動かします。

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② 右クリックし、[参照線/スナップガイドにロック]を選択します。

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③ ロックした方向(水平方向)にマウスが制御された状態となりますので距離の座標を入力または任意の位置でクリックします。

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2.制御ボックスパレット(相対組み立て法)

① [ウィンドゥ]>[パレット]>[制御ボックス]を開きます。

※制御ボックスは非表示となっています。

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② 平行固定/垂直固定コマンドを長押しして、平行(または垂直)のアイコンを選択し、有効にします。

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③ マウスカーソルがアイコンの絵に変わるので、参照したい線または既存要素の辺(三又カーソルになる位置)をクリックします。※立面図線や参照線等も参照出来ます。

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④ 基準線に平行(または垂直)な要素を入力します。

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※要素の入力が終了すると平行固定/垂直固定コマンドは解除されます。連続入力や多角形の入力は辺の単位でアイコンを有効化する必要があります。