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壁終端を簡単に入力する方法

壁終端を作成する場合、壁終端ツールimage001で作成する方が多いと思います

 
例えば、間仕切り壁でPB12.5+LGS45+ PB12.5の壁終端をPB12.5のボードで巻きたい場合、壁終端ツールの「壁終端1」ではツールの仕様により下記の様に表示されます。
image004
線が出なかったり、いらない線が出たりするので、塗りつぶしで消したり線を追加するなどして、図面表現をされた方も多いのではないでしょうか?
そこで、もっと簡単に壁終端を入力する方法として柱ツールを利用して入力する方法をご紹介します。
柱を下記のようにボードの厚み×壁厚のサイズで作成します。
2018-08-02_10h33_14
そして、壁の端部に柱をくっつけると自動的にPBで巻いた表現になります。
壁と柱の高さを合わせる必要はありますが、図面表現もそれほど難しくなく表現できます。
(壁終端ツールと違って、壁長さをボードの厚み分短くする必要があります)
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ぜひ一度お試しください複数の仕上げで巻く場合も複合構造の材質と同じ材質の断面形状の柱を作成すれば問題なく包絡してくれます。
 

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ディースタイル カンパニー
機械メーカーでサービスエンジニアとして勤務後、建築に興味を抱き専門学校を経て設計事務所に勤務。2002年 ディースタイル カンパニーを設立。2003年から中央実務専門学校(現:中央工学校OSAKA) 講師に就任。

専門学校を卒業後、入社した設計事務所で3次元CAD(ArchiCAD)に出会う。
これからの時代、立体物をつくるのに2次元ではなく3次元で物事を考えなくてはならないと思い、独学でArchiCADの操作を習得。

独立後、レクサス店舗開発・設計プロジェクトやゴルフギアサージ千里箕面店開発プロジェクトなど多数のプロジェクトに参加。
現在はBIM支援業務としてトレーニングからBIMの運用まで幅広い活動を行っている。

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