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パイプツールで階段の手すりを作成する

パイプツールで階段の手すりを作成する
VIPアドオンツールをインストールすると、図のように「パイプ…」メニューが追加されます。

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このパイプツールを使用した階段の手すりの作例をご紹介します。今回は、図のような階段を用意しました。
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まず、手すりの折れ点の位置を考えながら、基準線をポリラインツールで作成しておきます。
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pipe_tool_005パイプツールを起動し、図のように設定を行います。

  • 断面形状は「円形」・断面サイズは「50mm」
  • エルボ形状は「折れ角」・吸引オプションは「下にある面から」
  • 高度は「900mm」

今回の設定では、入力されているスラブや階段などの面を確認して、その高度+900mmの位置にパイプの折れ点が設定されます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
パイプ設定パレットの「作成」ボタンを押して、外側の手すり基準線の頂点を順番にクリックしていきます。最後のポイントまでクリックしたら、右クリックして「キャンセル」を選択すれば作成が終了します。同様に内側も作成します。
 
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3Dウインドウで確認すると、上階の折れ点の高度が間違っています。これは、上階スラブはパイプを入力したフロアではなく、ひとつ上のフロアに入力しているためです。
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このような場合は、パイプの折れ点を編集して対応します。
pipe_tool_009図の赤丸部分のホットスポットは高度の変更が可能です。
 
 
 
 
 
 
 
 
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正しい高度に変更します。
 
 
 
 
 
 
 
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変更結果です。
 
 
 
 
 
 
 
 
複数階に連続する手すりを作成する場合は、水平部分で繋ぐようにすると良いでしょう。
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