特記事項や凡例の記載方法

 

確認申請等で記載する特記事項や凡例類は、どのような方法があるでしょうか?

色々な方法があると思いますが、ここでは凡例用のワークシートを作り、テンプレートに組み込む方法をご紹介します。テンプレートに組み込むことで、常に特記事項類が記載された状態でスタートできます。

1.ワークシートを新規作成

ポップアップナビゲータを開き、プロジェクト一覧のワークシートで右クリック→「新規個別ワークシート」で「凡例・特記事項」を作成します。

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2.凡例や特記事項を作図

ラインツールやテキストツールで凡例や特記事項を作図します。

作図が終わったら、「ワークシートタブ」を右クリック→「ビューとして保存」でビューに登録します。

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※「ファイル」→「相互運用性」→「結合」を使って、DXF等のファイルを読み込むこともできます。

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3.レイアウトブックへの配置

まずは、レイアウトブックを用意します(今回は平面図)。

※既に平面図のビューを配置してあります。

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「図面ツール」を選択し、内部ビュー「凡例・特記事項」を配置します。

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5.配置図面(凡例・特記事項)調整

配置した図面の調整を行います。配置された図面を選択し、右クリック→「選択した図面の設定」を開き、以下の調整を行い、位置を調整します。

・サイズと表示:スケールまたは拡大率で調整します。

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・枠:枠を図面に合せる

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・タイトル:タイトル無し

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6.テンプレート保存

レイアウトブックに凡例が配置された状態のテンプレートを保存します。

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新規作成時にこのテンプレートを使用すると、凡例が配置された状態で使用できるようになります。

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平面図完成時のレイアウトブック

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2つの相対座標入力について

2つの相対座標入力について

最近のARCHICADのデフォルト作業環境では[スナップガイド]機能がオンになっていて、古くからのユーザーは、[カーソル]の位置が編集原点となる相対座標入力をしているのか、[スナップガイド]の青い輪が編集原点となる相対座標入力をしているのか、混乱してしまうことがあるかと思います。

ここでは2つの相対座標入力の操作の違いを整理してみたいと思います。

 

・ツールバーにある[スナップガイド]機能のオン・オフボタン。オンの場合、2つの相対座標入力が行えます。オフの場合は[カーソル]の位置が.編集原点となる相対座標入力になります。

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A:[カーソル]の位置が編集原点となる相対座標入力

 

① 例えば、編集原点としたい壁の基準線端部に[カーソル]を合わせて[✓(チェックマーク)]を

表示します。この時に表示してしまう青い輪のスナップガイドは気にせずそのままにしておきましょう。

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② ✓]を表示した状態でマウスから手をはなします。

 

③ 両手でキーボード操作ができるようになりますので、壁入力の1点目を指示するため、

例として、まずは[X]キーを押して「1500」、「+」を押し、続いて[Y]キーを押して「1500」、「+」を押します。

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④ 最後に「Enter」キーを押すと、壁入力の1点目を指示します。

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・ここでの座標入力操作のポイントは次になります。

・手順②の[✓(チェックマーク)]を表示すればマウスから手をはなしても良い。

・座標軸の方向を示すため数値の後に必ず「+」または「-」を入力する。

 

B:[スナップガイド]の青い輪が編集原点となる相対座標入力

 

① 例えば、編集原点としたい壁の基準線端部に[カーソル]を合わせて青い輪の[スナップガイド]を表示します。※ショートカットはアルファベットの[Q]です。繰り返し押すことでオン・オフできます。

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② 青い輪の[スナップガイド]の中心点からマウスを右側に動かすと、青い点線の[スナップガイド]が引き出されます。この青い点線の上にカーソル(三又)をのせると座標情報を表示します。

カーソルをのせていないと座標情報は表示されません。

③ [三又]カーソルを表示した状態でマウスから手をはなし、壁入力の1点目を指示するため、

例としてまずは[X]キーを押して「1500」を押し、続いて[Y]キーを押して「1500」を押し、最後に「Enter」キーを押します。プラス方向の座標の場合「+」キーを押す必要はありません。

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・ここでの座標入力操作のポイントは次になります。

 

・手順②の例のように、青い輪の[スナップガイド]の中心点からマウスを右側に動かすことで、

プラス方向を指示している。マウスを動かす方向でプラスとマイナス方向を指示することができる。

 

・カーソル(三又)を青い点線の[スナップガイド]上にのせていないと座標情報を表示しない。

 

・座標軸のプラス方向を示す場合は、必ずしも「+」キーを押して方向を指示する必要は無く、

マイナス方向の場合のみ数値の前後に「-」キー押して方向を指示する必要がある。

 

・青い輪の[スナップガイド]は、次のステップの操作をしない限り消えない。

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どちらの方法が優れているという事ではありませんが、個人的には方向をあまり気にせず、直観的に操作ができる[スナップガイド]を最近では多様するようになりました。


ゾーンを更新する方法

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◆ARCHICADでは自由なワークフローが可能ですが、プロジェクトの初期フェーズではゾーンツールでゾーニングを行い、後に壁などの要素を配置するのも有効な手法の一つかと思います。

その際のゾーンの取り扱いのポイントを説明したいと思います。

 

1.まず準備としてゾーンツールでゾーンを配置します。この際のゾーンポリゴンは「手動」としてゾーニングを行います。

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2.今回は3つのゾーンを配置しました。

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3.次に壁ツールでゾーンの輪郭に沿って壁を配置します。

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4.このまま作業を進めても問題ないのですが、手動入力のゾーンは計画に変更が生じた時には、やはり手動で修正することになります。

ARCHICADではそれらの修正を効率よく行うことができる「ゾーンを更新」という機能がありますので、それを可能にするために手動入力したゾーンの設定を変更する必要があります。

 

◆ゾーンポリゴンの変更

 

1.ゾーンのステータスが確認できるように、メニューの「デザイン」→「ゾーンを更新」をクリックしてパレットを表示させておきます。

 

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2.配置したゾーンを全て選択して設定ダイアログを開きます。ゾーンポリゴンを「基準線」に変更して「OK」をクリックします。

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3.警告!が表示されるので「今すぐ更新」をクリックします。

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4.ゾーンを更新パレットのステータスに「✓」が表示され、ゾーンの更新が問題なく完了したことがわかります。

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5.それと同時にゾーン上に「+」が表示されます。これは「基準点」というもので、ゾーンポリゴンの作成法が「内側」または「基準線」の自動入力によって作成されていることを示すと共に、ゾーン境界を設定するのに重要な基準となります。

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◆ゾーンを更新ステータスに警告が出るケース

 

1.一連の操作を行った際にゾーンを更新ステータスに警告が出る場合があります。

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2.これらはゾーン境界が正しく認識できなかた事を示しており、多くの場合「基準点」の位置が境界上や境界外にあるケースです。

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3.解決するためにはそれぞれのゾーンを選択し「基準点」をクリックしてペットパレットの「サブ要素を移動」を行い、基準点をゾーンの境界となる基準線の「内側」に移動させてください。その上で「ゾーンを更新」を再度行います。

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◆ゾーンを更新

 

1.適切にゾーンが基準線で設定されると、計画が変更されても簡単に再定義することができます。

ここでは平面計画の変更を想定して壁の位置の変更を行いました。

(※壁を変更しても、ゾーンは前のままの状態です。)

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2.ここでゾーンを更新パレットの「全てのゾーンを更新」をクリックします。

(※一部のゾーンだけを更新したい場合は、更新するゾーンを選択した上で「選択したゾーンの更新」をクリック。)

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3.ゾーンが更新されるのでステータスを確認します。右側の「%」は前のゾーン面積からの増減率が表示されます。

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4.ゾーンが適切に更新されると、塗りつぶしや面積表示が自動的に修正されます。

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◆最初のところで書いたように、ゾーンは最初から最後までポリゴンが「手動」であっても問題はありませんが、手動入力だと計画変更時の作業が増えたり、ゾーンの変更を忘れたり、入力ミスのリスクがあります。

しかし、「基準線」の自動入力では一括でゾーンの更新が可能になり、また、ゾーンを更新パレットのステータスを確認することで入力ミスを見つけることが可能になります。

ステータスに警告が出た時でも、パレットからゾーン選択ができるので修正もスムーズに行えます。


間接照明(建築化照明)のためのライン照明器具の作り方

室内のレンダリングに照明を入れると、リアルなレンダリングが可能です。

断面形状で作成したライン照明に「材質発光」を利用して、間接照明(建築化照明)を表現する方法をお教えします。

D-1

使用する照明器具の断面形状を断面形状マネージャーを使って作成します。

ここでは標準的なP社のLEDライン照明の形状を簡易な形で作成してみます。

[オプション]>[属性設定]>[断面形状マネージャ]を選択し、

新規ボタンをクリックし、名前「間接照明」と登録します。

D-2

「塗りつぶしツール」を使って照明器具の断面形状を

照明(発光部分)と器具(台座)に分けて作図します。

D-3

照明部分を選択し「材質上書き」にチェックを入れ「ガラス-ランプ」を選択します。

(※「ガラス-ランプ」は材質の設定で発光するようにあらかじめ登録されています)

その他の器具部分は「プラスチック-光沢」を選択します。

D-4

使用項目「梁」を選択して保存します。

D-5

梁ツールで断面形状「間接照明」を選択し、配置高さを設定後、平面図に実際の長さを入力し配置します。

D-6

ンダリングを実行します。

D-7

[オプション]>[属性設定]>[材質]を開き「ガラス-ランプ」の材質設定を表示し

発光の明るさの数値を変更して明るさを調整します。

(※CineRenderエンジンが搭載されていないSoloでは設定できません)

D-8


GDLスクリプトによるオブジェクトの作り方(中級編)

初級編で作成したカラーボックスに縦横の段数設定を加えてみましょう。

はじめに、知っておくと便利なプログラム制御について紹介します。

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1.プログラム制御

1)コメント

「!」をスクリプトの前に記述すると、プログラムはその行のスクリプトの実行を無視します。第三者が見ても理解できるように、スクリプトや計算式のコメントを自由に記述することが出来ます。

1

2)フロー制御

例えば、棚板を5分割したい場合は、座標変換とblockコマンドを4回繰り返す必要があります。スクリプトは以下のようになります。

add 0,0,高さ/5

block 幅,奥行,厚さ

add 0,0,高さ/5

block 幅,奥行,厚さ

add 0,0,高さ/5

block 幅,奥行,厚さ

add 0,0,高さ/5

block 幅,奥行,厚さ

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しかし、段数を固定しない場合はどのようにスクリプトを書けばよいでしょうか?

このような場合にフロー制御を使います。まずは、段数を固定値としてフロー制御を使って書くと以下のようになります。

 

for i=1 to 4

add 0,0,高さ/5

block 幅,奥行,厚さ

next i

 

更に、分割数を変数に入れ替えると

何回でも実行を繰り返すことが可能になります。

 

for i=1 to 分割数の変数

add 0,0,高さ/分割数の変数-1

block 幅,奥行,厚さ

next i

 

3)サブルーチン制御

スクリプトは複雑になっていくと、動作が重たくなるだけでなく、不具合(バグ)も発生しやすくなります。使用するコマンドをサブルーチン化することで、繰り返し記述するスクリプトを単純化でき、不具合が発見しやすくなります。

 

例えば、2種類のblockを書く場合(座標変換は記述していません)

block 幅A,奥行A,高さA

block 幅B,奥行B,高さB

 

となりますが、サブルーチンで書くと

 

gosub 10

gosub 20

end

10:

block 幅A,奥行A,高さA

return

20:

block 幅B,奥行B,高さB

return

 

となります。

※gosubとはラベル番号のついたサブルーチンに行くという宣言です。

※10:や20:はラベルといいます。サブルーチンの場所を差します。

※一番最初のサブルーチンの行の前には必ずendを付けて、本文の終了を宣言します。

※サブルーチンは必ずreturnを付けて元に戻るようにします。

 

更に、パラメータをコマンド毎に定義すると

幅=幅A

奥行=奥行A

高さ=高さA

gosub 10

幅=幅B

奥行=奥行B

高さ=高さB

gosub 10

end

10:

block 幅,奥行,高さ

return

 

となり、blockコマンドは1行のみ、コマンド実行時前にパラメータを宣言するだけなので、間違いを発見しやすくなります。

 

4)条件ステートメント制御

パラメータの変数に、ある条件の数値が代入された場合、変数を指定したり、ラベルの行先を変えたりします。

 

例えば、変数が0の場合は100:を実行、変数が1の場合は200:を実行させたい場合は

以下のようになります。

 

if 変数=0 then 100:

if 変数=1 then 200:

end

100:

コマンド

return

200:

コマンド

return

 

2.カラーボックスのスクリプト(参考)

1)パラメータ

分割に関するパラメータを設定します。「タイプ」は整数に設定します。

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2)3Dスクリプト(全文)

!パラメータの定義————–

!t_Side:側板サイズ

!t_Tana:棚板サイズ

!m_Side:側板材質

!m_Tana:側板材質

!y_step:縦分割数

!x_step:横分割数

!tateyoko:分割方法 横0 縦1 縦横2

!_x:サブルーチンに代入する変数

!_z:サブルーチンに代入する変数

 

!左板——————–

material m_side

_x=t_side

_z=zzyzx

gosub 10

 

!右板——————–

add a-t_side,0,0

_x=t_side

_z=zzyzx

gosub 10

del 1

 

!下板——————–

material m_tana

add t_side,0,0

_x=a-t_side*2

_z=t_tana

gosub 10

del 1

 

!上板——————–

add t_side,0,zzyzx-t_tana

_x=a-t_side*2

_z=t_tana

gosub 10

del 1

 

!条件式——————

if tateyoko=0 then 100

if tateyoko=1 then 200

!2の場合は横板内の条件式へ

 

!横板——————–

100:

add t_side,0,t_tana/2

y_span=(zzyzx-t_tana*2)/y_step

for i=1 to y_step-1

add 0,0,y_span

_x=a-t_side*2

_z=t_tana

gosub 10

next i

del  y_step

 

!条件式——————

if tateyoko=2 then 200

end

 

!縦板——————–

200:

add t_side/2,0,t_tana

x_span=(a-t_tana*2)/x_step

for i=1 to x_step-1

add x_span,0,0

_x=t_side

_z=zzyzx-t_tana*2

gosub 10

next i

del  x_step

end

 

!サブルーチン—————–

10:

block _x,b,_z

return

 


GDLスクリプトによるオブジェクトの作り方(初級編)

GDLスクリプトによるオブジェクトの作り方(初級編)

blockコマンドを使ってカラーボックスを作ってみましょう。

1.パラメータ

 

1)パラメータの設計

側板、棚板で構成され、全体サイズ、部材厚さ、材質が変更できるようにします。棚板は高さの中心に1段のみ設置します。変数は基本的に自由ですが、規定変数であるグローバル変数とは重複しないように注意する必要があります。

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2)値を変更します。

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3)パラメータを追加します。

パラメータ設定画面の「新規」をクリックし、パラメータが追加されたら

左側の▲▼をドラッグして、一番下に移動します。

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4)側板の厚さの「変数」を変更し、「名前」「値」を入力します。

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5)棚板の厚さのパラメータも同様に追加、入力します。

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6)材質のパラメータを追加します。

パラメータを追加し「変数」「名前」を入力した後、「タイプ」を「材質」に変更します。

「値」は材質一覧から選択します。

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2.側板の作成

 

1)側板の材質を設定します

material m_side

materialコマンドで変数を指定します。形状コマンドの実行前に設定します。次にmaterialが記述されるまでこの材質で表現されます。

 

2)側板のコマンドを入力します。

block t_side,b,zzyzx

幅はt_side、奥行はb、高さはzzyzxとして記述します。「スクリプトを確認」をクリックし、問題無ければ「3D表示」をクリックして形状を確認します。

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3)座標原点を移動します(座標変換)。

add a-t_side,0,0

座標変換とは、block等コマンドを実行する前に座標の移動や回転させることを言います。

addは移動で x,y,z同時に指定できます。X方向にa-t_side座標原点を移動します。

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4)右側の側板のコマンドを入力します。

block t_side,b,zzyzx

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5)座標変換を元に戻します。

del 1

座標変換の回数をdelの後に指定します。座標変換を元に戻さないと、その後のコマンドが、移動位置から実行されます。

11delを指定していない状態

12delを指定した状態

2.棚板の作成

 

1)棚板の材質を設定します。

material m_tana

 

2)座標変換します。

add t_side,0,0

側板の厚さ分、座標原点を移動します。

 

3)下側の棚板のコマンドを入力します。

block a-t_side*2,b,t_tana

幅はa-側板厚×2に設定します。

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4)座標変換します。

add 0,0,zzyzx/2-t_tana/2

※高さ/2-棚板厚さ/2に座標を移動します。

 

5)真ん中の棚板のコマンドを入力します。

block a-t_side*2,b,t_tana

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6)座標変換します。

add 0,0,zzyzx/2-t_tana/2

 

7)上側の棚板のコマンドを入力します。

block a-t_side*2,b,t_tana

 

8)座標変換を元に戻します。

del 3

 

(参考)3Dスクリプト全文

material m_side

block t_side,b,zzyzx

add a-t_side,0,0

block t_side,b,zzyzx

del 1

 

material m_tana

add t_side,0,0

block a-t_side*2,b,t_tana

add 0,0,zzyzx/2-t_tana/2

block a-t_side*2,b,t_tana

add 0,0,zzyzx/2-t_tana/2

block a-t_side*2,b,t_tana

del 3

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3.2Dスクリプト。

project2 3,270,2

※基礎編と記述内容は同じです。

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4.検証

設定したパラメータが、3D、2Dとも想定通りに変化しているか確認します。問題無ければファイルに保存します。


GDLスクリプトによるオブジェクトの作り方(基礎編)

GDLスクリプトによるオブジェクトの作り方(基礎編)

 

GDLはBASICに似たパラメトリックなプログラミング言語です。スクリプトでARCHICADのツールと同じようにモデリングできることに加え、パラメータに四則演算を用いたり、条件式でサブルーチンを組み込んだり、既存ツールには無い、業務に特化したインテリジェンスなツールを作り上げることも可能です。詳細はARCHICADヘルプメニュー内のGDLリファレンスガイドを参照ください。

今回は、基礎編として、プリミティブなブロック形状の作り方を紹介します。

1.3Dを作る

1)「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「新規オブジェクト」を開きます。

1

2)スクリプトの「3D」をクリックします。

2

3)1m四方の立方体を作るスクリプトを記述します。

 

3

※半角英数文字で入力してください。

※GDL構文内のスケールはメートル単位です。

※スクリプト(BLOCK)とパラメータ

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4)「スクリプトを確認」をクリックし、構文にエラーが無いことを確認します。

 

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5)「3D表示」をクリックします。

6-1

6-2

2.2Dを作る

GDLでは3Dと平面図用の2Dは別々に作成します。

1)「メインタブ」をクリック、スクリプトの「2D」をクリックします。

7-1

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2)3D投影結果を2D化する2Dスクリプトを記述し、「スクリプトを確認」でエラーをチェックします。

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※3D投影の設定にて、平行投影上面図から投影、270度で表示した状態を2D図形に設定します。

※スクリプト(PROJECT2)とパラメータ

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3)「2Dビュー」をクリックします。

10-1

10-2

※今回は立体を単純に投影したPROJECT2を使いましたが、3D形状とは別の図面表現を行う場合は、2D線分等のスクリプトを3D同様に記述してください。

※2Dスクリプトの例

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3.パラメータを設定する

1)「メインタブ」をクリックし、現在のパラメータを確認します。

現在、幅(A)、奥行(B)、高さ(ZZYZX)がそれぞれ1000㎜の初期値でセットされています。

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2)「3Dスクリプト」をクリックし、座標値をパラメータに置きかえます。

「スクリプトを確認」でエラーをチェックします。

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3)「メインタブ」をクリックし、パラメータを変更し、

3Dや2Dでサイズが変更されることを確認します。

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4.ファイル保存

1)「メインタブ」をクリックし、「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックします。

任意の場所に「フォルダを作成」しておき、「参照」を押して、ファイル名を付けて保存します。

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2)「メインタブ」が保存した名称に変わったら、「×」で閉じます。

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5.プロジェクトでの利用

1)ライブラリのロード

オリジナルのフォルダ内に作成した部品を使用する場合は、必ず「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「ライブラリマネージャー」で、フォルダをロードさせてください。

プロジェクト保存(またはテンプレート保存)すると、ロード情報も記憶されます。

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2)「オブジェクトツール」でリンクされたライブラリでオリジナルライブラリを選択すると、作成済の部品が表示されます。

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※「平面図と断面図パネル」で線種やペンが変更できます。

※「モデルパネル」の「材質の上書き」で材質が変更できます。

 


カーテンウォールのカスタムパネルの作成方法

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■組み立て要素(スラブや壁等)で作成する方法

①平面図で、スラブツール等を用いてパネル(窓)を作成します。

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※枠サイズが調整できないため、カーテンウォールにはめ込むパネルサイズで作成します。

※吊元等の表現はモルフツール(ポリゴン)で入力します。

 

②作成したスラブを選択し、「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「選択内容に名前を付けて保存」→「カーテンウォールパネル」を選択し、名称を付けて埋め込みオブジェクトとして保存します。

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3.カーテンウォールを作成し、3Dの状態でカーテンウォールを選択し、「編集ボタン」をクリックします。

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4.変更したいパネルを選択し、「部材タイプ:カスタムパネル」を選択すると、オリジナルで作成したパネルに変更されます。

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※複数種類パネルを作成している場合は、パネルを選択した状態で、「右クリック」→「選択したパネルの設定を選択」し、パネルを変更します。

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■ライブラリを使って作成する方法

①壁に窓を配置して、窓だけを選択し、「デザイン」→「選択内容をモルフに変換」を選択し、窓以外の壁を削除します。

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②3Dを表示し、モルフに変換された窓を選択、窓の側面で「左ボタン長押し」で「ペットパレット:自由回転」を選択し、水平方向(平面図に姿図が表示された状態)になるように回転します。

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平面図に姿図が表示された状態

③平面図で、回転したモルフを選択し、「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「選択内容に名前を付けて保存」→「カーテンウォールパネル」を選択し、名称を付けて埋め込みオブジェクトとして保存します。

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フォトマッチング機能の使い方

フォトレタッチソフト等でレンダリング結果を背景画像に合成する方法は、アングルやスケール等を調整する必要があり、とても手間がかかります。

ARCHICADのフォトマッチング機能は、平面図上の位置と画像の位置を関連付け、背景にフィットしたアングルのカメラを自動的に生成することができます。

 

■環境の準備

1.建設地の画像(bmpやjpg等)を用意し、わかりやすい場所に「新規フォルダ」を作成しファイルを格納します。

1

2. ARCHICADを起動し「ファイル」→「ライブラリとオブジェクト」→「ライブラリマネージャー」を選択します。

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3.「追加」ボタンをクリックし、作成したフォルダを選択し、「OK」をクリックします。

※オリジナル画像を追加する場合は、必ず「ロード」させる必要があります。

「背景画像フォルダ」を追加した状態

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4.「ドキュメント」→「レンダリング」→「レンダリングの設定」を選択し

背景パネルを開き、「イメージ」を選択し、読み込む画像を選択します。

背景画像がセットされた状態(画像サイズを書き留めておきます。)

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5.環境パネルを開き、天空設定:なしに変更します。

※PhysicalSkyが設定されている場合は背景画像が反映されません。

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6.サイズパネルをクリックし、読み込んだ画像サイズに変更します。

※「チェーン」ボタンを外すと縦横比が解除されます。

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7.3Dタブを右クリックし、ウィンドウサイズの設定を開き、背景画像と同じサイズに調整します。

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8.「3Dタブ」を右クリックし、「3Dスタイル」→「3Dスタイル」を選択し、

背景パネルを開き、「レンダリングと同じ」にチェックを入れると3Dウィンドウに背景画像が表示されます。

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■フォトマッチングカメラの自動生成

 

1.背景画像をペイント等で開き、クリップボードにコピーして平面図(GL±となるフロア)に貼り付け(または、画像ツールで配置します)、画像の中心付近がカメラの位置になるように画像の位置を調整します。

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2.線ツールを使って、下絵となる建物の側面(または正面)の上下線、垂直線を作画します。※生成に必要なのは、垂直線2本と上下線の4つの交点です。

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3.画像を選択し、「ドキュメント」→「レンダリング」→「フォトマッチング」を選択し、

平面図の該当する1点目の位置でクリック、画像の該当する下の交点でクリック、上の交点でクリックします。続けて平面図の2点目の位置、画像の上下の交点でクリックします。

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4.画像点のZ座標値(ここでは建物の軒高6000/0、6000/0)を入力し、「OK」をクリックします。

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5.画像の選択を解除したら、生成されたカメラを選択し、F5を押すと、3Dが生成されたカメラアングルに変更されます。

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6.見た目に違和感がある場合は、回転、拡大/縮小/スクロール等で微調整します。

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7.「ドキュメント」→「レンダリング」→「レンダリングの実行」を選択し、レンダリング計算を行います。

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木造の平面詳細図、一般図の作成時の注意点

壁内の柱輪郭ラインの表示をさせるには?

壁内に存在する木造の柱は、RC造のように壁や梁と包絡して接続することはありませんので少し注意が必要です。

A-01

平面詳細図(1/50程度)の図面を作成する時は壁を複合構造で作成し、壁内に柱、間柱を柱ツールで配置します。

A-02

ビルディングマテリアルの「交差の優先度」を見ると、柱と間柱(BM-65 木材・軸組材)が断熱材(BM-31 断熱材-グラスウール)より強いことがわかります。

これにより干渉する部分の勝ち負けが決定され、柱と間柱の隙間部分に断熱材が充填されているような表現が可能になります。

 

A-03

 

この図面を元にした一般図(1/100)へのビュー登録時に柱の輪郭が表示出来なくて困られたことはありませんか?

A-04

 

これは[表現の上書きセット]で「白抜き平面用」を選択して1/100平面図の壁を表現する時のルールの中で、複合構造の壁の分離線が「なし」になるのと同時に、柱と壁(断熱材)の包絡部分の分離線も非表示になってしまうことから起こります。

 

A-05

ではどうすればよいのでしょうか。

壁と柱の干渉部分を交差させずに独立させておけば良いのです。

交差はレイヤーの同じ番号のグループ内でしかおこりません。デフォルトでは全てのレイヤーが「グループ 1」ですのでビルディングマテリアルの優先度に従って相互に交差(接続)されます。これを回避するためには異なるレイヤーの[交差グループ番号]を与えます。そうすれば柱と壁(断熱)との干渉部分に接続がおこらないため分離線が発生せず柱は独立して表示されることが可能になります。

A-06

 

 

このようにビュー登録する図面によって交差させたい時とさせたくない時がある場合は、レイヤーセット内の[交差グループ番号]を切り替えて作っておくと様々な図面表現が可能になります。